2010年5月29日

課題が続々と(その3)。

おそらく風邪だと思うのですが、体調を崩して今週は2日ほど床に伏せてました…。

私カピバラは、重圧から解放される等ホッとしたときに体調を崩す傾向があります。
今回は工事が再開されたことに対して気が緩んだのが原因かもしれません。

そういえばブログに書くのを忘れていたのですが、昨年末から年明けにかけて新型インフルエンザにかかり、大変な思いをしました(><)

インフルの件も、年末にオレンジポイントの飯島社長と弁護士を交えて打ち合わせをし、2010年1月10日から工事を再開する旨の工程表が提示され、これで安心して年を越せる…とホッとした反動だったのかも。
まぁ約束は見事に破られたのですが・・・。

40度の熱に苦しみながら紅白歌合戦を観ていて、FUNKY MONKEY BABYSの「ヒーロー」で涙を流していたっけなぁ。
今回の件でどれだけの涙を流したことか。。。ふぅ。


・・・さて。前回の続きです。


--
「今回せっかく顔を合わせたので、気になることを全部言っておくけど」

O工務店のY社長は話を続けます。

「瑕疵・・・えーっと、なんだっけ?」

T所長「瑕疵担保履行法ですね」

Y社長「あーそれそれ。昨年(2009年)の10月から施行されたでしょ。カピバラ邸はまさにこれに該当しますよね」

カピバラ「そうですね・・・」

Y社長「国交省が開いた講習会にうちの人間も行かせたんだけど、そいつが言うには『構造』『雨漏り』に関して問題があれば保障しますよってことなんだよね。まぁ、雨漏りはいいとして、構造については基礎も上棟もうちは何もしてないから、保障しろって言われても困るわけですよ。なので、この法律はうちでは対応できないということで了承いただきたい・・・」

T所長「いや、この法律は義務なので必ず保険に加入しないと駄目なんですよ」

Y社長「あれ、そうだっけ?? まぁ、いずれにしても構造に関する保障は難しいなぁ。うちでもちょっと調べてみますよ。後日カピバラさんや所長に連絡させていただきます」


住宅瑕疵担保履行法。

私の理解によれば、2009年10月1日以降に完成する住宅について、完成後10年間は瑕疵担保責任を負うことを施工業者に義務付けている法律で、施工業者は住宅瑕疵担保責任保険に加入するか供託する必要があります(間違っていたらご指摘ください)。

完成後に万が一業者が倒産しても補修費用の支払いが保険法人から受けられるそうですが、今回のように完成前に業者に夜逃げされた場合、瑕疵担保履行法にどう対応すればいいのでしょうか。。

しかも施行されたばかりということもあり、T所長もO工務店も、もちろん素人のカピバラも完全に理解しているとは言えない状況なわけで。。
ややこしい問題が浮上してきました(><)


打ち合わせはもう少し続きます。。


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2010年5月25日

課題が続々と(その2)。

N設計事務所(T所長)、O工務店(Y社長&Fさん)、カピバラの三者打ち合わせは続きます…。

--
Y社長「カピバラさんって、火災保険に入ってます?」

カピバラ「いや入ってないです。融資が実行されるときに加入するものだと思っていたんですけど…」

ちなみに、引渡しが完了して融資が実行されるまでの間、つなぎ融資を利用して資金を調達しています。
つなぎ融資の利息が日々発生しており、工事の中断が長引けば長引くほど余計な負担が増えるわけでして…(><)
そういう意味でも、工事を一刻も早く再開したいのです(汗)。

思わず愚痴ってしまいました。
打ち合わせの話に戻ります。


Y社長「工事期間中は請負業者が火災保険に入るのが普通で、オレンジポイントもおそらく加入していたと思うんだけど、契約はもう解除しちゃってるんだよね? だから今火事にでもなったら誰も補償してくれませんよ! 今回の話を聞いたとき、まずそこが心配に思いましてね」

カピバラ「火事については妻や私も不安で不安で…」

Y社長「できれば我々が保険に入ってあげたいけど、カピバラさんと契約をまだ結んでいない状況でそれはできません。でも契約するまでの間に万が一のことがあったら大変だから、今すぐに入った方がいい。一刻を争うことなので明日にでも保険会社に電話した方がいいですよ」

カピバラ「ど、どういう風に話をすればいいのでしょう?(あたふた)」

Y社長「火災保険を扱っている会社ならどこでもいいので電話して、今回の事情を話して『工事用の火災保険に入りたい』と言えば通じますよ」

カピバラ「わ、わかりました」

Y社長「費用は数万円程度で済みますから。大変だと思うけど、火事で燃えたらもっと大変なことになるからねぇ。。」

カピバラ「了解です…」


材木だけのカピバラ邸、放火でもされたら一瞬で燃え尽きてしまいます(><)
火事に関しては確かに不安だったのですが、何も行動を起こしていませんでした。

Y社長の助言に従い、さっそく工事用の火災保険に入ろうと思います。


打ち合わせはまだ終わりません。。


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2010年5月24日

課題が続々と(その1)。

N設計事務所のT所長、O工務店のY社長とFさん、そしてカピバラの三者打ち合わせの続きです。
工事の続きを引き受けるにあたり、O工務店が認識している懸念等について議論しました。

以下、そのダイジェスト版その1です。


--
Y社長「今回こういうことになってしまって、オレンジポイントの下請けも被害を受けているんでしょうなぁ」

カピバラ「はい。カピバラ邸に関してもオレンジには2000万円支払っているんですが、下請け業者にほとんどお金が行ってないみたいなんですよ…」

Y社長「そりゃ酷いなぁ! 私もね、昔に今回のように工事を途中から引き受けたことがあったんだけど、その時に被害業者がなんだかんだ言ってきて大変な目にあったことがあってね。全部が全部そういう業者とは言いませんけど、中には非合法的な行動に出てくる業者もいますから。オレンジポイントの下請けさんときちんと話をつけてもらってからでないと工事に取り掛かれないわけですよ。私どもが作業中に被害業者が乗り込んできても困りますし」

T所長「木工事が途中で止まっていたので、その工務店とは話しておきました。基礎屋さんはもう作業も終わっているのでいいかなと思ったのですが」

Y社長「いやいや話だけでは駄目です。何が起こるかわかりませんから、オレンジの下請けさんとは『我々の工事に口出しはしない』と紙面を交わしていただかないと

T所長「そうですか・・・わかりました。紙面の文面等について弁護士とも相談して対応します。カピバラさん、基礎屋さんの連絡先知ってますよね? 私からも連絡を取りたいので今度教えてください」

カピバラ「わかりました」

Y社長「よろしく…。そういえば、現場の写真を見せてもらったけど足場がついたままだよね?」

T所長「あ、そうそう。ちょうどここに来る前に偶然足場屋さんから電話がかかってきまして、できればそのまま使用してほしいと言ってましたよ」

Y社長「まぁ、足場なら使っても構わないが…」

カピバラ「いや、オレンジポイントとは下請け業者も含めて完全に切りたいので、足場も組み直していただきたいです!(キッパリ)

Y社長「そう…。カピバラさんがそうおっしゃるのなら、うちで足場屋さんを手配しますよ」

カピバラ「よろしくお願いします。。」


まぁ、このあたりの対応についてはT所長にお願いするしかありませんね。。

打ち合わせはまだまだ続きます…。


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2010年5月21日

限られた条件の中で。

ブログを始めて以来、多くの方から励ましのコメントをいただき、予想以上の反響に大変勇気づけられております。
この場を借りてお礼申し上げます。

さて、前回の記事に関し、コメントをいくつか頂戴いたしました。

ご心配をおかけし恐縮するばかりですが、いただいたコメントに対し、現状を踏まえた私の考えと言いますか、補足をさせていただきたいと思います。


--
家を建てるにあたって、何十冊もの雑誌を読んだ妻が惚れこんだ会社が「FORM ASH + BARN」、つまりオレンジポイントでした。

当然のことながら、妻の望みどおりの家をオレンジポイントが建ててくれることが最適解です。
しかし、上棟直後に工事を一方的に中断され、オレンジポイントに夜逃げされてしまっている状況で、それはもはや不可能(><)


お金が無限にあれば、今の家を全て取り壊して更地にし、また最初から時間をかけて妻が真に満足できる家を作り直すこともできるでしょう。

が、オレンジポイントに既に2000万円も支払っている状況で、しがないサラリーマンな私が新たに工面できる資金には当然限界があり、そんなことはとても無理です。

工事を途中から再開すると言っても、これまでの出来高は多く見積もっても設計料込みで1000万円に満たない程度であり、完成させるには相応の負担が必要となります。


また、O工務店の指摘で明らかになったのですが、構造上の問題がいくつか発見されました

別途記事にしたいと思っていますが、中には命に関わる欠陥もあり、オレンジポイントは中間金を早くもらいたいがために突貫工事をしたんじゃないかと疑わざるを得ません。
(他の被害施主も酷い工事をされてるみたいですし…)

一方、T所長からも、オレンジポイントの図面どおりだと照明が足りない(暗い)とか、スイッチの動線が十分考えられていないとか、エアコンが設置できない…など多くの問題点を指摘いただいて、対処してもらっています。


そんなわけで、オレンジポイントが雲隠れせずに予定どおり建ててくれたとしても、確かに見た目はイイ感じの家ができたかもしれませんが、欠陥だらけの住みづらい家になっていたのかなぁと思います。
オレンジポイントの財務状況が良ければきちんと仕事をしてくれたのかもしれませんが…。


更地にして一からやり直すことなんて当然できない。
では上棟直後のカピバラ邸を100%引き継げるかと言うとそうではなく、上記のとおり構造上の欠陥もあり、ある程度やり直しをする必要がある。
また、支払済金額に対する出来高も半分程度かそれ以下。
そして新たに用意できる資金も限られている…。

このような状況の中での選択肢が「既製品によるコストダウン」でした。

もちろん、ただ既製品を使うわけではありません。
幸いなことに、妻によると

「T所長と私のデザインセンスは全く同じみたい!(はぁと)」

ということらしく(私にはよくわからない世界ですが…)、今では

「最初からT所長にお願いすれば良かった」

とまで言うほどです(汗)。

なので、既製品とは言え、キッチンも含め、当初妻がイメージしていたものと全く同じとは言えませんが、雰囲気は限りになくそれに近いものができるのではないかと思っています。


妥協がないと言えば嘘になりますし、O工務店が建てた家を下見していないなど、工事再開を焦るあまり脇が甘かった面も多々ありました。

しかし、限られた条件の中で満足かつ住みやすい家になるようT所長およびO工務店には最大限対応いただいていて、お願いして良かったと考えているところです。


そして現時点において、工事は「着実に」進んでいます。

これまで現場に近づくのが本当に憂鬱だったけど、今では「楽しみ」に変わっています(泣)


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2010年5月17日

仕様の見直し。

カピバラ邸工事の引き継ぎを前向きに考えてくれていてるO工務店との初めての顔合わせ。

参加者は、O工務店のY社長と担当者で一級建築士のFさん、N設計事務所のT所長、そしてカピバラの4名。
T所長とFさんは仕事で長年付き合いがあった関係で、この顔合わせが実現しました。


O工務店のY社長が切り出します。

Y社長「今回はいろいろと大変でしたねー」

カピバラ「はい、もうションボリで…(涙)」

Y社長「いきなりこんなこと言って申し訳ないけど、工事を途中から引き受けるという話はたいていの工務店は嫌がるし、うちも正直こういう案件はやりたくないんですよ

あ、あれ? なんか話が違うような…(汗)。
今回の打ち合わせはO工務店が工事を引き受けることが前提だと思っていたので、予想外の展開に戸惑いを隠せません(><)


Y社長「でもね、T所長から『何とかしてあげてくれないか』と頼まれたので、それならばカピバラさんと顔を突き合わせて本音で話をしたいということで、あえて厳しいことを言わせてもらってます」

カピバラ「は、はぁ・・・(汗)」

Y社長「今回の件でカピバラさんは人間不信になったかもしれない。でもこの業界は『信頼』で成り立ってますから。もし我々が引き受けるということになれば、まぁ引き受けることになるでしょうけど、カピバラさんは我々を信じてほしい。疑いの目を向けられたままでやりたくないということを最初に強く言っておきます」

カピバラ「わかりました。こちらこそよろしくお願いします」

Y社長の考え、しかと受け止めました。
確かに二次被害が怖いというのもあるけど、T所長が選んだ業者ですし、お願いするからにはこちらも信頼しないといけないなと思った次第です。


続いてカピバラ邸の仕様に関する話題に移ります。

Fさん「オレンジポイントの図面を見せていただいたんですが、床板に無垢材を使ってますけど長年住むことを考えると、反ったり割れたりしてくるのであまりお勧めはできません。確かに建てた直後はいい感じになると思うのですが…。ご主人が定期的にワックスをかけないといけませんよ」

カピバラ「わ、私がですが!?(汗) そういえば、妻は年々変化していくところが逆に良いみたいなことを言っていた気がします。。」

内装についてノータッチな私。。

Fさん「そうですか(苦笑)。あとキッチンやAVボード、建具が全て造作みたいなのですが、全部やろうとすると相当費用がかかります。できれば床材も含めて既製品を入れたいのですが」

カピバラ「既製品?!」

T所長「既製品と言ってもいろんな種類がありますから問題ないと思いますよ。キッチンもタカラスタンダードとかにお願いすればオーダーメイドに近いものができますし」

カピバラ「うーん(汗)。私には決定権がないので何とも言えないんですよね…。ちょっと妻と電話で話してみます?」

T所長「ええ。いいですよ」


電話でやり取りするT所長と妻。
内装に関して妻がT所長と話をするのはこれが初めてでした。


T所長と妻が電話している傍らで、私とO工務店は

カピバラ「いや~、私は毎日仕事から帰って寝るだけなので、内装に関しては普段家で過ごしている妻に任せっきりなんですよー」

O工務店「ハハハ。それが一番いいですよ。家庭も円満ですね(笑)」

カピバラ「私なんかは被る屋根さえあればどんな家でも良かったんですけどねぇ。拘った結果こんなことになってしまって…」

O工務店「(苦笑)」

・・・こんな感じで盛り上がってました(?)。


そして数分後、T所長の電話が終了。

T所長「今お話させていただいて、奥さんのイメージはだいたいわかりました。『ナチュラルナチュラル』とした家じゃなくても、『ナチュラル風』であれば問題ないということですね。既製品で行きましょう」

カピバラ「じゃあそれでお願いします(><)」


というわけで、カピバラ邸の仕様は大分見直される方向になりました。
打ち合わせはまだ続きます…。


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2010年5月14日

新たな工務店と打ち合わせへ。

工事再開に向けてN設計事務所のT所長とお会いして以来、T所長は工事の続きを引き受けてくれる工務店を水面下で探してくれていました。

そして2010年2月末
今後の施工を前向きに考えてくれる工務店が見つかったので、カピバラさんも交えて一度顔合わせをしたい」
とT所長から連絡が!!

上棟直後の状態で工事が中断されてから5か月・・・。
ようやく次のステップに進める予感ですっ(><)


その工務店とは「O工務店」。
「ゼロ」ではなく「オー」工務店です。念のため。


3月頭、最寄駅でT所長、およびO工務店の担当者と落ち合い、3人でO工務店に向かいます。

ちょうどそのとき、T所長の携帯電話が鳴ります。
相手は、カピバラ邸工事において足場や仮設トイレを設置した業者(足場屋)さんでした。


その足場屋さんによると、

オレンジポイントと連絡が取れなくなり、カピバラ邸工事はいったいどうなったんだと様子を見に行ったところ、現場にたまたま図面が落ちていた。
その図面には木工事を担当したI工務店の連絡先が書かれており、I工務店に電話したところT所長の連絡先を教えてもらって電話した。

ということだそうです。。

T所長はI工務店との打ち合わせの時と同様、カピバラはもうオレンジポイントとの契約を解除していて、今後の方針は私(T所長)に一任されている…といった受け答えをしていました。


電話後、T所長は言います。

「いや~足場屋さんの連絡先がわからなくて困っていたので、ちょうど良かったですー」


工事を再開するにあたり、オレンジポイントの下請け業者と話をつけなければなりません。

私が連絡先を把握していたのは、基礎工事と木工事を担当した業者だけだったんですよね。
オレンジポイントに聞こうと思ったところで電話に出てくれないし、そもそも夜逃げされちゃってますし。。

そんな状況でしたが、偶然にも足場屋さんと連絡を取ることができたのでした。


さてO工務店との打ち合わせの内容ですが、それはまた次回の記事で。。


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2010年5月9日

優れた断熱性?(画像有)

カピバラ邸の今後の工事計画についてT所長とI工務店との話がひととおり終わった後、T所長が私に言っていた「気になるところ」の話題に移ります。

T所長「ところで・・・。断熱材ってここだけですか? 床下を覗いてみたのですが、他に断熱材が見当たらないんですよね。。


これを聞いたI工務店、少しムッとした感じで

「うちは図面どおり作ってますよ!」

と答えます。
I工務店さんは図面も持参しており、T所長がそれを確認します。

「・・・確かに図面どおりですね。これって検査に通るための最低限のものしか入れてないってことかもしれません」


マイホーム系のブログの多くは素敵な写真が多く掲載され、幸せオーラに満ちている中、私のブログと言えば内容が悲惨なのはもちろん、ひたすら文章だけで構成してきました(汗)。

そんな異質なカピバラブログでしたが、ついに写真を初公開!


まずは断熱材が唯一敷かれていた個所。
キッチンの配管周り(1階の端の部分)です。。



そしてこれが床下の写真。
断熱材が全く見当たりません!!(><)



恐る恐るT所長に聞いてみます。。

「断熱性に優れた家を建てるということも、オレンジポイントに決めた理由の1つだった(と妻が言っていた)のですが…」

「いや~、これじゃ夏は暑いし冬は寒いですよ」

「そ、そうなんですか・・・(汗)」

「まぁ、今の状況であれば床板を剥がせば断熱材を入れることができますから。床板もまだ仮止めのようですし、断熱材を入れる方向で進めましょう

「よろしくお願いします・・・」


--
そういえば、飯島社長と初めて会った時

「うちが建てる家は断熱性に優れていて、冬も暖房がいらないくらいですよ」

と言っていた気がするんですけど・・・。


ここで、主婦の友社のWebサイトに掲載の「ナチュラル生活 > 住まいのこと » 飯島道春さん:この建築家と家を建てたい!」を一部引用してみましょう。。

― 新築住宅の設計を手がけられて15年以上たったわけですが、お客さまの傾向に変化はありますか。

飯島さん 会社設立当初から自然素材や断熱性、耐震性にこだわって住まいづくりを提案してきたのですが、・・・・


いやいやいやちょっと待ってください!!!
カピバラ邸の床下を見て、本当にそんなことが言えるのですか?(><)

工事を途中で投げ出すわ品質にも問題あるわで、オレンジポイントおよび飯島社長は我々をどこまで苦しめれば気が済むのでしょうか。


まぁ、プラス思考で考えるならば、工事が途中でストップしたおかげで断熱材の件が判明したわけです。
もしこのまま家が建っていたとしても、例えば夏では

「なんか暑いよなぁ。断熱性に優れると言っても、効果はこんなもんなのかな?」

といった間抜けな会話をしていたかもしれません(汗)。


本ブログを通して、オレンジポイントで建てた方からトラブルを抱えているという情報も集まりつつあります。

他にもオレンジポイントで建てた方がいらっしゃれば、家の品質をチェックしてもらった方が良いかもしれません。
もっとも、問題が見つかったところでオレンジポイントとはもう連絡が取れないのですが…。


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2010年5月6日

代理人の重要性。

ゴールデンウィークも終わったので、ブログの更新を再開しようと思います!

オレンジポイントとの戦い」関連の記事については、路線変更もあった関係で更新を一旦ストップすることにして(なんか間接的に脅されてるようですし…)、今回よりカピバラ邸の工事再開に向けた取り組みを中心に書いていきます。


--
随分前の記事になりますが、2010年2月上旬にN設計事務所のT所長とK弁護士、そしてカピバラの3人で工事再開に向けた打ち合わせを実施しました。

当該記事の最後の部分を引用します。

T所長「カピバラさんは一刻も早く工事を再開したいとおっしゃっているので、すぐにでも私が動き出して問題ありませんかね? 例えばカピバラさんの代理人として、私がオレンジポイントの下請け業者と交渉するとか…」

K弁護士「問題ないと思いますよ」

T所長「それを聞いて安心しました。さっそく動きたいと思います。基礎工事はもう完了しているからいいとして、木工事を担当した業者は作業を中断しているかもしれないので、一度話をつけておかないといけないかもしれませんね。。カピバラさん、打ち合わせの場を設定してもらってもいいですか?」

カピバラ「わかりました。木工事を担当していたI工務店に連絡して調整します


この打ち合わせ終了後、オレンジポイントに契約解除の内容証明を送る一方、I工務店と連絡を取り、T所長も交えて話をすることにしました。

今思えば、年末年始も大変だったけど、2月も本当にいろんな出来事があったなぁとしみじみ思います…。


打ち合わせの場所は、2009年10月末の上棟直後からオレンジポイントの不誠実な対応によって放置されたカピバラ邸。
工事が一方的に中断されてまもなく4か月という時期でした・・・。

当日はあいにくの雨。
カピバラ邸に行くと、T所長は既に到着していました。

T所長が現場に行くのは初めてだったのですが、開口一番

「ちょっと早めに着いたので、勝手ながら中を見させていただいたのですが、躯体はそれなりにしっかりと作られていますね。雨が降っていますが、屋根裏に水が染み込んでいないので安心しました。まぁ気になるところはいくつかあるんですけどね」

約4か月もの間風雨に晒されダメになっていたらどうしようと心配していたので、躯体がしっかりしていると聞いて私も安心しました(^^;


そうこうするうちにI工務店の社長も現場に到着します。
カピバラ邸の中にて打ち合わせ開始です。

T所長からI工務店に対し、以下のような趣旨の説明がありました。

「I工務店も知っていると思うが、カピバラは代金を支払っているにも関わらず、オレンジポイントが事実上破たんして、カピバラは私のところに相談に来た。
弁護士とも連携し、カピバラは既にオレンジポイントとの契約を解除している。
今後は私の方で工事を引き継ぐ。
どのような方針で工事を進めるかについては私に一任願いたい。」


これに対して、I工務店は特に異論がないようでした。
I工務店も同じオレンジポイントの被害者ですし、仕方がないと思ったのでしょう。

ここでもしI工務店から

「工事を再開するんだったら手を引いてやる代わりに、オレンジポイントからの未払い金を(一部でもいいから)カピバラが負担しろ」

なんて言われたらどうしようかと不安だったのでホッとしました。
あくどい業者もいると聞きますからね…。


今回のように施主と業者が直接話をするのではなく、間に代理人(私の場合はT所長、その背後にK弁護士)を入れることが揉め事を回避するのに有効かもしれません。

万が一同じような被害に遭った時は参考にしてください…。

あ、I工務店については仕事はきちんとしていたし、決してあくどい業者ではなかったことを補足しておきます。


ところでT所長が開口一番に言った「気になるところ」については次回に続きます。。


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