2010年3月24日

契約解除完了!

N設計事務所のT所長、K弁護士との打ち合わせから帰宅後、さっそく契約解除の通知書作成に着手しました。

ネットで「内容証明 文例」などと検索するとたくさんヒットします・・・。
これらの情報を参考にしつつ、文章を作成します。

そしてK弁護士にもメールでチェックいただき、完成した通知書は以下のとおりです。


           平成22年2月○日

〒○○○-××××
東京都渋谷区神宮前・・・
株式会社オレンジポイント
代表取締役 飯島道春 殿

             〒△△△-××××
             東京都・・・
                通知人 カピバラ

            通知書

冠省
 通知人は、貴社との平成21年6月○○日
付請負契約に基づき、東京都・・・における
カピバラ邸新築工事を代金2700万円で貴
社に発注しましたが、貴社は、平成21年1
1月頃から現在に至るまで正当な理由なしに
工事を中断され、上記請負契約で定めた完成
後の引き渡しさえも出来ない状況です。さら
に、通知人は、貴社に対してこれまで200
0万円を支払っておりますが、貴社から基礎
工事および木工事を受注した下請け業者も、
貴社より代金を受け取っていないことが判明
し、貴社の財務状況が明らかに本件請負契約
を履行できない状態であったにも関わらず、
本件請負契約を締結されたと言わざるを得ま
せん。
 貴社による工事の延滞は、明らかに、本件
請負契約の不履行に該当しますので、本件請
負契約第18条に基づき、本件請負契約を解
除いたします。
 なお、上記契約解除に伴う損害は、その額
の確定後に請求いたします。
                      草々


本当は恨み節をもっと書きたかったのですが、目的はあくまでも「契約を解除すること」ですし、それに枚数が増えると送料も高くなるので、言いたいことは最低限にコンパクトにまとめました。

あとはこれを内容証明郵便で送るだけ!


あ、その前にH工務店に電話しておくか。。
勝手に現場に入られて作業されても困るし…。

「もしもし、カピバラですけれども。オレンジポイントとはもう契約を解除することにしましたので、今後カピバラ邸に関して何もする必要ありませんので!」

「あ、はい。わかりました。俺ちょっとベラベラと喋りすぎたかな…(ボソッ)

「いえいえ、おかげで助かりました。いろいろとお話いただきありがとうございます」

「こちらこそ、すみませんでした」

「では失礼します」

H工務店・・・まぁ悪い人じゃなさそうなんですけどね。
でもオレンジポイントと関わっているという時点で私的にはアウトです。


そして、契約解除の通知書を内容証明郵便で発送!!

果たしてオレンジポイントの事務所に送達できるのか正直微妙かなぁと思っていたのですが、後日郵便局から配達された旨の通知が届いたのでした。。


--
以上をもって、オレンジポイントとの契約解除が完了。

年末年始にかけて精神的にも非常に辛く、何度も心が折れそうになりましたが、なんとか踏ん張ってここまで来ました。。

しかし、これで終わりではありません。
むしろこれからが本番です。

今後は、
  • 一刻も早い工事の再開
  • オレンジポイントおよび飯島社長に対する責任追及
の2本柱で取り組みを進めます!


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2010年3月23日

上棟直後の建物は不動産?

今日の午前中、幼稚園の1日入園に参加してきました。
1月に現場近くの社宅に引っ越したおかげで、4月から当初予定していた幼稚園に通うことができます。

オレンジポイントが年末に約束したことをきちんと守り、1月10日に工事を再開して3月中旬に竣工していれば、引越しは取り越し苦労だった…と多少は思ったかもしれません。

しかし、現場は上棟直後で時が止まったまま・・・。
妻の「現場近くに引っ越したい!」という提案は、結果的に適切でした。。

工事が中断されて、もう5か月が過ぎようとしています。
屋根もサッシもなく風雨にさらされ続けている我が家は大丈夫なのか。
早く工事を再開させて家族を安心させたいけれど、こればっかりは私一人の力ではどうしようもできず、焦りだけが募る毎日です…。


さて、N設計事務所のT所長、K弁護士、そしてカピバラの3者打ち合わせの続きです。


--
カピバラ「建築確認申請書類一式ですが、原本が手に入りましたので、T所長にお渡ししておきます」

「おぉ、そうですか。これでなんとかなりそうですね。改めて確認しますが、設計変更はないということでよろしいですよね?」

「はい。妻にも確認しています」

2月頭に妻がオレンジポイントの事務所に電話したところ、奇跡的にも繋がり女性従業員が応対。
おそらく残務整理でもしていたのでしょうか…。
カピバラ邸に関する書類を今すぐ送れと要求し、建築確認申請書類一式の原本を入手することができたのでした。

この女性従業員、敵か味方かわからずじまいだったのですが、とりあえずこちらの要求に応えてくれたので助かりました。。


続いて建物の所有権に関する話題へ。

カピバラ「引渡前の建物は施工会社に所有権があると聞いたんですけど、今回の場合はどうなりますか? 例えばオレンジポイントが倒産したときに、債権者によって建物を差し押さえられたりしないかどうか心配なんですけど・・・」

K弁護士「建物の登記はまだしていないんですよね?」

「はい」

「過去の判例によれば、『土地に定着して建造され、屋根及び周壁又はこれに類するものを有し、独立して風雨をしのぎ得る外界から遮断された一定の空間を有する建造物』が不動産としての建物ということになります。カピバラさん邸は現在どういった状況なんですか?」

T所長「カピバラさん邸は上棟直後に工事が止まっていて、屋根もふかれてないしサッシもありません。独立して風雨がしのげるとはとても言えない状態です」

「なるほど。であれば、それは不動産と呼べるレベルのものではなく、『土地の付着物』ですね」

カピバラ「ふ、付着物・・・(汗)」

「土地はカピバラさん名義になっているんですよね?」

「そうです」

「でしたら契約解除後は、工事途中の物はあくまでも土地の付着物ですから、土地の所有者であるカピバラさんが所有権を主張できます

「なるほど・・・」

「しかし、オレンジポイントが倒産した場合、債権者である下請け業者がやって来て材料を持って行く…というリスクはあります。もしそうなった場合は、今言った理由でこちらの権利を主張して争うことになりますけど。。」

T所長「まぁ、今の状態で取れる物と言ったら木材ぐらいしかありませんから。加工済みの木材を持って行くなんてことはまずないと思いますよ。もし万が一そういう事態になれば、K弁護士にご協力いただいてもよろしいですか?」

「ええ、その時は対応しますので」

T所長「あと確認ですが…、カピバラさんは一刻も早く工事を再開したいとおっしゃっているので、すぐにでも私が動き出して問題ありませんかね? 例えばカピバラさんの代理人として、私がオレンジポイントの下請け業者と交渉するとか…」

「問題ないと思いますよ」

「それを聞いて安心しました。さっそく動きたいと思います。基礎工事はもう完了しているからいいとして、木工事を担当した業者は作業を中断しているかもしれないので、一度話をつけておかないといけないかもしれませんね。。カピバラさん、打ち合わせの場を設定してもらってもいいですか?」

「わかりました。木工事を担当していたI工務店に連絡して調整します」


希望の光が少しずつ見えてきた…かな?


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2010年3月22日

契約解除の方法。

次の行動」として掲げていた3つの方針・・・、

(1) オレンジポイントとの契約を解除する

(2) 続きを引き受けてくれる工務店を探す
⇒N設計事務所と連携して対応中

(3) お金の工面をする
⇒限度額はあるが、なんとかなる見通し

残すは(1)のみとなりました。
(1)の契約解除について書くために、時計の針を若干前に進めたいと思います。

実は2月上旬もいろいろあったのですが、その話は別途ということで…。


--
2010年2月8日。
N設計事務所のT所長、T所長のお知り合いのK弁護士の3人で打ち合わせ。
T所長と途中で落ち合い、弁護士事務所に向かいました。

今回初めてお会いしたK弁護士は女性の方で、事前にT所長から情報は伝わっており、会うなり
「今回は大変でしたね…」
と憐れみ?のお言葉をいただきました。。

あ、女性だからという理由でこれまで相談していた弁護士から鞍替えしたわけではありませんので(><)


以下、打ち合わせのダイジェストです。
まずは契約解除について。

K弁護士「契約解除はオレンジポイントに内容証明を送ればそれで済みますよ」

「内容証明ですか・・・」

「そうです。契約書を見せていただけますか? (契約書を見ながら)そうですね…、この契約書の第18条『契約の不履行』がまさに今回の件に該当しますから、これを理由に契約を解除しますと通知すればいいです

「なるほど…。その通知書なんですけど、K弁護士に書いていただくことってできるんですか?」

「(困惑した表情で)まぁ、できますけど…。その場合、1通5万円とかになってしまいますが。。」

「そんなにかかるんですか!(><)」

弁護士業・・・おいしい仕事です。


「なのでご自身で作られた方が良いと思います。内容は『18条に基づき契約を解除します』と書けばいいだけですから。ネットで探せば文例も見つかりますよ

「わ、わかりました。。頑張って書いてみます(汗)」

T所長「文章はカピバラさんの方で作っていただくとして…。添削はサービスでやってくれませんかね?」

「いいですよ。文面をメールで送っていただければチェックします」

「ありがとうございます(><)」

T所長のフォローに感謝。
T所長とK弁護士が知り合いだからこそできるコラボレーション(?)。


カピバラ「送付先はオレンジポイントの事務所ということなんですけど、もはや連絡が取れない状況でして。。もし届かなかった場合はどうすればよろしいでしょうか?」

「その時は飯島社長の自宅に送付しましょう。それでも受け取り拒否などで戻ってきたら、普通郵便で出してください。その際は普通郵便で出したことを証明するために、宛先記載の封筒をコピーか写真で残しておいてください」

「了解です!」

実はこの時点において飯島社長の自宅住所を把握済みだったのですが、そのあたりの詳細は別の記事で・・・。

K弁護士、T所長、そしてカピバラの3者打ち合わせは続きます。。


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2010年3月21日

最後の連絡。

今日は休日。

暖かい1日だったので、お弁当を持って家族3人で近くの公園に出かけました。
広場で無邪気に遊ぶ子ども(イケメン)・・・。
こんなに楽しそうにはしゃいでいるイケメンくんを見たのは久しぶりなような気がします。

家の件ではイケメンくんにも大きな負担をかけています…。
自分の不甲斐なさを心の中で詫びるとともに、オレンジポイントおよび飯島社長に対してあらためて怒りを覚えたのでした…。

ネットという社会インフラを通じて、この怒りを雲隠れした本人にぶつけるべく、私は記事を書き続けます!


--
2010年1月31日。
この日は、オレンジポイントの飯島社長がH工務店の人を連れてうちにやって来ると言っていた日。

既にこちらは契約解除で動き出そうとしていたので、やって来たら追い返すつもりでしたし、そもそも年末から何度も何度も約束を破られており、今回もどうせ何の連絡もないだろうと思っていました。

この日は天気も良かったこともあり、イケメンくんと2人で仲良く公園へお出かけ。
上記のとおり飯島社長のことを特に意識していなかったので、携帯電話は家に置きっぱなしでした。

まさにその時、私の携帯電話が鳴ります!!
電話の相手はH工務店。
私は不在だったので、留守番をしていた妻が出ました。

「もしもし…」

「もしもし、飯島ですけれども。私の携帯がちょっと繋がらなくなりまして、H工務店にお借りしてかけています。これからH工務店と一緒にカピバラさん宅に伺いたいのですが・・・


なんと飯島社長から電話が!
私の代わりに電話に出た妻、これまで貯めてきた怒りを爆発させます(恐)。

「いったいに何しに来るんですか!!(怒)」

「これからH工務店の方で工事を再開させていただきますので・・・モゴモゴ」

もううちには来なくて結構です! 今まで主人の顔を立てて私は何も言いませんでしたけど、もうおたくには何の期待もしていませんから! そもそも年末からひとつも約束を守られてないじゃないですか!! いつもいつも来週と言ってズルズル先延ばしにしてっ!! だいたい勝手に工事を中断して、おたくが現場の電気を止めに行った時も近所の人に『お客さんが止めてくれと言ったから』と言って、さもうちがお金を払ってないみたいな言い方をしたり、ずっと工事の看板を出さなかったり、仮設トイレも途中まで入れないで大工さんが敷地内で用を足していたり、近所の方に名刺も渡していなければ挨拶もしていなかったり、ひどすぎることばっかり!!! 年末だって私の体調が悪いから、弁護士さんに打ち合わせへの同席をお願いしたんですよ! これから先はまともな所にお願いする予定ですから、せめて現場にたくさん残っているゴミだけでも処分してください! 次の大工さんだってゴミだらけじゃ気分が悪いでしょうから!!!(怒×∞)」

と一方的に言って、電話を切ったそうです…。

公園から帰宅した私とイケメンくんに対し、妻は興奮気味に話します。
飯島社長本人に怒りをぶつけることができ、若干スッキリしたような感じ。。

結果的にこれが飯島社長との最後のやり取りとなり、その後は一切繋がらなくなったのでした。


--
飯島社長は、H工務店を使ってカピバラ邸の工事をなんとか再開させようとしていたのかもしれません。

しかし、おしゃべりなH工務店とのこれまでの電話のやり取りで判明した事実、つまり
  • オレンジポイントから代金(200万円)未受領で、ある物件の工事を途中で放棄している。 
  • それなのに、1年半以上かかっている別の物件の工事をやろうとしている。H工務店は、飯島社長を介さず施主と直接やり取りしているような趣旨の発言をしていた(その施主から直接代金をもらうような約束でもしたのか?)。
これらを考えると、飯島社長とH工務店との関係もよくわからないし、そもそもカピバラ邸に来ると言ったのも単なる時間稼ぎだったのかもしれない。仮に工事が再開されても、オレンジポイントの状況を考えればいつ中断されてもおかしくない…。

まぁ、いずれにしてもオレンジポイントに対する信用は全くゼロだったので、私たちの判断は間違っていなかったと確信しています!


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2010年3月20日

反転攻勢に向けて。

N設計事務所のT所長との対話の続きです。。


「お話を聞くかぎりオレンジポイントはもうダメなので、すぐに契約解除した方がいいですね

「それについてなんですが・・・。建物の所有権とか、オレンジの下請けとの関係とか、、いろいろ心配なんですけど。。」

「もし何かトラブルになれば、私がカピバラさんの代理人として対応や交渉をしますからご安心ください。ここはもう素人が表に出ない方がいいです」

なんて頼もしい発言なんでしょう! まさに救世主(><)


「もちろんその際は弁護士とも連携して対処します。カピバラさんは既に弁護士さんと相談していたみたいですが、今後も引き続きその方にお願いします? 私の知り合いにも弁護士がいますけど。どちらでも構いませんが、いずれにしても今後は私も弁護士と話をさせていただくことになるでしょう」

「そうですね・・・。T所長と弁護士さんが効率的に連携できるという意味で、T所長のお知り合いの方にお願いしたいと思います」

「わかりました。さっそく弁護士と連絡を取ります。後日、契約解除やもろもろについて弁護士と3人で打ち合わせをしましょう

「よろしくお願いします!」


「ところで、、持参いただいた建築確認申請書ですが、このコピーだけですか?」

「そうです。以前融資の関係で必要になった時にオレンジにお願いして、送ってもらったのがそれです」

「うーん・・・。工事を引き継ぐのにコピーじゃなくて原本がほしいですねぇ。まぁ、コピーでもなんとかなるかもしれませんが。。建築確認書というのはこの申請書だけじゃなくて、仕様書等の図面も添付されているハズなんですよ。今のお話だと原本はオレンジポイントにあるということですかねぇ。。。」

「わかりました。なんとかオレンジと連絡を取って、原本を送ってもらうようにします」

「ちなみに、設計の変更はない・・・ですよね?」

「は、はい。。(また何かややこしい問題が!?)」

「もし変更があった場合、変更の申請ができるのは建築確認申請をした建築士だけなんですよ。このコピーを見るかぎり、確認申請も外注してるんですね…。まぁ、変更がないのでしたら問題ないですが」

「そ、そうですか。。(ホッ)」


「あとは、続きを引き受けてくれる工務店が見つかるかどうかですね・・・。カピバラさんから相談の申し込みがあった後、付き合いのある大手メーカーと話をしてみたのですが、大手だと保証とかの関係で途中から引き継ぐというのは難しいみたいです」

「そうですか。。(しょぼん)」

「でも、その大手メーカーから下請け工務店を紹介してもらう方向で調整しています。工務店の目途がついたらお知らせしますので」

「了解しました。早く工事が再開できるようぜひともお願いします!」


時期は1月の下旬。工事が中断されてから既に3カ月が経過。
わずかながら光が見えてきたかなぁという感じです。。


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2010年3月18日

怪我の功名?

今後の相談をするため、N設計事務所へ。
N設計事務所のT所長と面談し、これまでの経緯を話します。


土地は購入済みで、所有権は既にカピバラにある。
カピパラ邸工事の費用総額は2700万円

このうち設計代は250万円で、工事費用は通常4回分割で支払うところ、こちらの資金準備の都合で2回目と3回目を一緒にしてもらい、結果として3回払いの契約。内訳は

・工事請負契約時・・・800万円(設計代込み)
・上棟時および中間検査完了時・・・1200万円
・引渡時・・・700万円

昨年10月末に上棟を終え、既に計2000万円を支払っているが、その直後に工事がストップしてしまっている。

弁護士にも相談しているし、オレンジポイントの飯島社長は3月中旬までには竣工させると言っているが不誠実な対応に終始し、工事再開の目途が立たない。

そもそも下請け業者に一銭も行っていないらしい。

もうオレンジポイントには見切りをつけたい。
そこで藁にもすがる思いで、N設計事務所まで相談に来たのです・・・と。


自分は全然悪くないのに、話しているうちに惨めな思いになってきます。
ホントにやるせないですよ。。。


T所長、メモを取りながら私の話を聞いています。

「これは酷いですね…。富士ハウスの物件を途中から引き継いで竣工まで持っていったことはあるのですが、正直ここまで酷い案件に携わった経験がありませんですが、家の状態も心配でしょうから、一刻も早く工事が再開できるよう、こちらとしても協力させていただきたいと思います

「あ、ありがとうございます!(><)」

「あと、持参いただいた書類を見せてもらっていいですか?」


契約書や見積書、図面など書類もろもろをT所長に提示。
パラパラと見るT所長・・・。

「請負契約書ってこの1枚だけですか?」

「えぇ、そうです(汗)」

今どきこんな1枚っぺらの紙で契約するなんてあり得ないですね! 普通はもっと分厚い書類になるハズなんですが…。そもそもオレンジポイントは設計事務所なので、請負契約をすること自体がおかしいです」

本ブログで先日いただいたコメントと同じことをT所長からも言われました。。


「パッと見たところ、設計はそこそこきちんとしているように見えますが、それにしても見積り額が高いですね。倍近くの金額を取ってるかもしれません

「・・・それってぼったくりということですか?」

「まぁ、そこまでは言いませんけど。。例えばキッチンですが、この金額なら相当凄いものが出来上がりますよ

「そ、そうなんですか・・・」
  
妻はキッチンに相当こだわっており、完全オーダーメイドのため、それなりに金額がかかることは認識していましたが・・・。
それにしても「相当凄いキッチン」って、どんなキッチンなんでしょうか。。
普段料理をしない私には想像できません(><)


「この見積書を基に、今の工事の状況から出来高をザックリ計算すると・・・そうですね、多く見積もって出来高は1000万円弱といったところでしょうか。。」


出来高1000万・・・。
ということは、オレンジポイントの見積もりに基づけば、必要な残りの資金は1700万円。。
しかし、仮に「ぼったくり」であれば、もしかして1700万円より少ない金額で済むのかも?

ぼったくり被害にあいつつも、ぼったくり見積りのおかげで新たに用意する資金が少なく済む・・・。
これを怪我の功名と言うべきか・・・、なんとも不思議な気持ちです(><)


T所長との対話は続きます。。


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2010年3月17日

頼り先を求めて。

事実が明らかになればなるほど、その内容に打ちひしがれる日々。
しかし打ちひしがれたままでは事態に何の進展もありません。
気持ちを切り替えて「次の行動」に移らないと・・・。

次の行動を再掲すると、以下の3つとなります。

(1) オレンジポイントとの契約を解除する

(2) 続きを引き受けてくれる工務店を探す

(3) お金の工面をする


まずは(2)と(3)の取り組みを水面下で開始していたのですが、(3)のお金についてはなんとかなる見通しを得ることができました

もちろん新たに用意できる金額には限界があるので、今後かかる費用によっては仕様を下げる等の調整が必要になると思います。
中間金の1200万円さえ払わなければダメージが小さかったのに・・・。
こればかりは悔やんでも悔やみきれないです(><)

皆さんもお金を払う時はくれぐれも慎重に。。


続いて(2)です。

家がほぼ完成しているというレベルなら、工務店と直接契約して残りの作業をやってもらう方法もあると思うのですが、うちの場合は上棟直後で止まってます。
屋根もサッシも付いてません(><)

今後の工程において調整すべき事項がまだまだたくさんあるだろうし、そもそも家自体の品質も信用できない。
オレンジポイントは残り1900万円分の仕事を700万円でH工務店にやらせようとしていたわけですからねぇ。。

なので、多少お金がかかったとしても、私と工務店との間に第三者的立場として施行管理をしてくれる人を入れた方がいいと判断しました。


で、どこにお願いするか・・・。
こんな苦しい思いはもう二度としたくありません。

正直、オレンジポイントに関わった業者とは完全に関係を切りたい。
業者の腕が確かであったとしても、同じ被害者同士であったとしても。。
それが心情というものです。


そこで、私の勤め先の福利厚生サービスとして、住宅に関するコンサルティングで会社と提携している「N設計事務所」に相談することにしました。

勤務先と提携しているということで真摯に相談に乗ってくれるだろうし、悪い扱いもしないだろう…というのが判断基準です。

藁にもすがる思いでN設計事務所に足を運びます。。


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上棟詐欺。

1月25日、オレンジポイントの飯島社長から連絡がある少し前の話になります。
私の携帯電話に見知らぬ番号から電話がかかってきました。

「もしもし・・・」

「もしもし、カピバラさんの携帯電話ですか?」

「はい、そうですが。。(なんだなんだ?)」

「わたし、カピバラさん邸の基礎工事を担当したT興業の者です」


あー思い出した!
地鎮祭のときに名刺交換した人だ。

「カピバラさん邸の工事ってその後どうなってます?」

「うちですか? 昨年10月末に上棟したんですけど、その後工事が中断されてしまいまして。。もう3カ月も野ざらし状態なんですよ」

「そうなんですか! 実はうちもおたくの基礎工事の代金、オレンジポイントから一銭ももらってないんですよ。飯島とも連絡取れねーし、どうなってんかなぁと思いましてね。カピバラさんと名刺交換したことを思い出して電話させていただいたんです」

「ほ、ホントですか!? うちはきちんと代金支払ってますよ!!」


基礎工事の代金すら未払いだったなんて・・・。
驚愕の事実です(><)

「それで、これから事務所に乗り込もうと思ったんだけど、行ったらもぬけの殻で・・・」

「あ!そういう意味ではオレンジポイントは昨年9月に引越してるんですよ。住所は・・・」

「よし、今からそこに行ってみます! なんかあったらまたカピバラさんに連絡します!」


数分後、T興業から再び電話が。

「もしもし、カピバラさん? 今新しい事務所に着いたんですが、看板は外に出てるみたいなんだけど中には誰もいないんだよねぇ。カピバラさんって飯島の自宅の住所知ってる??」

「それがわからないんですよ。。スミマセン」

「そうですかー。今日はもう手詰まりか。ちっ、飯島の野郎・・・。また今後何か動きがあれば、カピバラさんにも連絡させていただきますので!ではっ」

「こちらこそよろしくお願いします!」

T興業との連帯感を感じたひとときでした。。


--
T興業からの突然の電話により基礎工事の代金すら未払いだったことが判明した我が家・・・。

実はその後の情報収集により、上棟までの木工事を担当した工務店や足場屋さんに対しても未払いであることが明らかになりました。


つまり、、我が家は

ゼロ円で上棟まで済んでいる

ということになります!!(><)


こちらは2回に分けて2000万円を支払い済みなのですが、設計料を除けば、我が家の工事のために一銭も使われていないのです!!


下請けの業者に対しては

「上棟が終われば施主から代金をいただくので・・・」

とか言って工事を急がせるが、業者には一銭も払わない。
そして上棟後にこちらが支払った中間金を取るだけ取って雲隠れ。

これってはっきり言って詐欺ですよね?

この手法を

「上棟詐欺」

と名付けたいと思います!
オレオレ詐欺もビックリですよ。。。


次から次に明らかになる驚きの事実・・・。
身体的・精神的にツライ日々が続きます。。


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2010年3月15日

相変わらずの不誠実対応。

H工務店との会話で次々と明かされた事実・・・。
おかげで「次の行動」に移る決心をすることができました。
そういう意味で、おしゃべりなH工務店には大変感謝しています。


次の行動」とは、すなわち

(1) オレンジポイントとの契約を解除する

(2) 続きを引き受けてくれる工務店を探す

(3) お金の工面をする

の3つ。いずれも大変な負担です・・・。

ここでオレンジポイントが「住宅完成保証制度」の登録事業者であれば、話は変わってきたかもしれないのですが。。
まぁ、今さら悔やんでも仕方がありません(><)

まずは(2)と(3)について水面下で行動開始。。


そうこうしているうちに1月24日を迎えました。

1月24日と言えば、オレンジポイントの飯島社長が

『必ず』H工務店と打ち合わせをしてカピバラ邸工事の詳細スケジュールを詰め、
『必ず』その結果をカピバラに報告し、
『必ず』修正した確約書(金銭的補償の文言を追加)を送付する日です。


飯島社長に対して、もう何の期待も信用もしてないし、どうせまた何の連絡も寄こさないだろうと予想してましたが、案の定音沙汰なし!

ネガティブな予想ばかりが当たります。。

一応こちらからも電話をかけてみるが留守電に。
しかも保存容量を超過しているみたいで、新たに伝言メッセージを残すこともできない。
おそらくいろんな人(被害者)から電話がかかってきていたんだろうなぁ・・・。


とりあえず、おしゃべりなH工務店に電話をかけてみる。。
こちらは普通に出てくれます(笑)。

「H工務店さん、今日は飯島さんと打ち合わせをした・・・んですよね?」

「あぁ、したよ」

「どんな感じでしたか?」

「今日は元々飯島と一緒にカピバラさんの現場を見に行く予定だったんだけどさ、俺自身も200万支払ってもらってないから、いい加減頭に来て飯島を怒鳴りつけてケンカ別れしたんだよ! だからカピバラさんの現場には行ってないんです。」

「そうですか・・・」


話が進んでいないことがよくわかりました。
これじゃ飯島社長も私に報告なんてできないですよね。。。

しかし実際に打ち合わせをしたということは、飯島社長なりにカピバラ邸をなんとか建てようとしているのかなぁとも思ってしまいます。

でも1月10日から再開するという約束を破って以来、2週間経っても何ら具体的な打開策を示してこない。

しかも上棟直後で屋根もサッシもない状態で、残り700万でやれなんてふざけた話がありますか!
突貫工事で欠陥住宅を建てられても困るし、そもそも中間金で支払った1200万どうしたんだよ!って感じです。。


その翌日、飯島社長から珍しく電話がかかってくる!

「連絡が遅れてすみません~。実は現場に携帯電話を忘れてしまいまして・・・」

・・・どんな言い訳やねん!!!
もうちょっとマシな理由は思いつかなかったんですか。。。


「あぁ、そうですか」

もはや怒る気力もなし。


「H工務店と話は確かに進めています。今週末(1月31日)にH工務店と一緒にカピバラさん宅にお伺いして説明させていただきますので・・・」

「はいはいわかりました。で、詳細なスケジュールと確約書の修正版もその時ですかね?」

「はい、そのとおりです」


また1週間先延ばしですか。。。
1月10日→中旬(忘れた)→24日→31日・・・先延ばしを何度繰り返すつもりなんでしょう。
もう2月になっちゃいますよ?

まぁいいや、どうぞ勝手にやってくださいって感じです。

こちらは「次の行動」を粛々と進めるのみ!!


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2010年3月14日

次々と明らかになる事実。

弁護士の前で約束したにもかかわらず、1月10日から工事が再開されなかった我が家。
オレンジポイントの飯島社長は本当に家を建てる気があるのか・・・。

飯島社長から聞いたH工務店の連絡先に電話をかけてみます。
市外局番が見慣れぬ番号であることを気にしつつ。。


「もしもし。私、オレンジポイントに住宅の建築をお願いしているカピバラと申します」

「あーカピバラさん! どうも」

「あ、あのー、H工務店さんがうちの工事を請け負うと飯島社長から聞いたのですが・・・」

「あぁ、それね。確かに飯島からその話は聞いてるけどさー。俺はまだ『ウン』とは言ってないんだよ」

「そ、そうなんですか?」

「こう言っちゃカピバラさんには申し訳ないけど、飯島はもうダメだ。自転車操業と言えるレベルですらない。ヤツのところに金は全くない。俺だって一銭ももらってないんだよ! 飯島のケツを拭かされてるんだよ!」

「本当ですか・・・(汗)。うちも昨年10月末に上棟してから3カ月工事がストップしてるんですよ。。」

「カピバラさんはまだマシな方ですよ」

「マ、マシ??」

「今俺がやってる物件なんて、1年半以上かかってもまだ建ってないんだから!」

次々と明らかになる事実。。
H工務店は話を続けます(おしゃべりな方だったので、ある意味助かりました)

「もうね、飯島は東京の工務店の信用を完全に失っていて、もう誰も引き受けてくれないから、俺のところに話が来たんだよ。俺もオレンジポイントを倒産させたくないから、仕方なく動いてやってるわけ」

H工務店の電話番号は、確かに見慣れない市外局番だったな・・・。

「失礼ですが、H工務店ってどこにあるんですか?」

「群馬だよ、群馬!」

ぐ、群馬!?
群馬から毎日東京に通って工事をするということなのか??


「ところで、我が家の工事について飯島社長とどんな話をしているんですか?」

「あぁ、飯島からは『700万でなんとかならないか』と言われている。まだおたくの現場を見てないからなんとも言えないんだけどさ」


な、700万!??

700万と言えば引渡後に支払いする予定の金額じゃないですか!
こちらは、上棟直後に中間金として1200万円支払ってるんですけど・・・。

つまり、オレンジポイントは残り1900万円分の仕事を700万円でやれとH工務店に言っているということなのか・・・。
中間金として支払った1200万円は一体どこへ。。。

想像以上の事態の深刻さに、頭を鈍器で殴られたかのような衝撃を受けてしまいました。


飯島社長から資金不足という言葉を聞いたとき、「契約を解除する」という選択肢も考えました。
しかし、それに伴うこちらの負担は大変なものになります。

飯島社長も3月中旬までにはなんとか竣工させると言ってたし、こちらとしてもこのまま最後までオレンジポイントに建ててもらうのが一番いいと思っていました。。

しかし、H工務店の話が本当だとすれば、オレンジポイントはもはや風前のともしびであり、倒産せずに家を建ててくれたとしても、残り700万円分の仕事しかしてくれない・・・。


一刻も早く「次の行動」に移らねば・・・決意を固めました。


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2010年3月13日

引越し、そして新展開へ。

1月10日に工事が再開されなかった我が家。。。

「詳細なスケジュールについて工務店と打ち合わせをする」とオレンジポイントの飯島社長が言った以上、その打ち合わせ結果を待つしかありません。

不安で気が気でない一方、現場近くの社宅に引越ししないといけないわけで・・・。

費用を安く抑えるため、荷物は当然自分達で梱包します。
しかし私は仕事があるため引越し準備がなかなかできず、自宅にいる妻がほとんど対応していました。
悪阻(つわり)がだいぶ収まったとは言え、身重の体には大変負担だったと思います。

なんでこんな思いをしないといけないのか。。
空しい気持ちで一杯ですよ!!!


そして1月18日。引越しは無事完了。

生活に必要な最低限の荷物だけを使用し、その他は全てダンボールに梱包されたまま部屋の中で積み上がっています。。
まさにダンボールハウス。夢も希望もない景色。

まぁ、これはこれで次の引越しが楽になるから別にいいんですけどね。
家が完成すればの話ですが・・・(汗)


さて、引っ越し後だったと思うのですが、オレンジポイントと下請け工務店との打ち合わせ結果について飯島社長に連絡。
おそらく私から電話をかけたと思います。
基本的に飯島社長から電話をかけてくるということはなかったんですよねぇ。。

飯島社長曰く、

「カピバラさん邸についてはなんとしてでも建てる方向で工務店と話はさせていただいているんですが、工務店のアポが取れませんでして・・・。打ち合わせができておりません。」

またしても期待を裏切る回答。。


1月24日に改めて打ち合わせをします。そして詳細なスケジュールをご報告します」

「今度こそ本当に打ち合わせできるんですか!!」

「はい、大丈夫です」

「打ち合わせ結果を『必ず』連絡してくださいよ!!」

「はい、『必ず』ご連絡しますので。」

「あと何度もお願いしてますけど、修正した確約書も送ってください!」

「はい、工務店との打ち合わせ後に『必ず』送付させていただきます」


もはや飯島社長の発言そのものが信じられなくなってきました。
本当に工事再開の話を進めているのかどうか、工務店に裏付けを取らないと!

「工務店に確認を取らせていただきたいので、名前と連絡先を教えていただけますか」

「わかりました。名前はH工務店。電話番号が・・・・」


もし話の内容がウソだったら、工務店の連絡先を教えてくれないですよね。
でも教えてくれたということは、やっぱり工事を再開をする気があるのかしら。。

複雑な思いを胸にH工務店に電話をかけてみる・・・。
新たな展開の幕開けでした。


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2010年3月11日

破られた約束。

現在の状況を考えるとその後の展開は容易に想像できると思いますが、一応続きを書きます(苦笑)。

--
2010年1月10日。

昨年末にオレンジポイントの飯島社長から提示された工程表には、この日から工事が再開される予定となってました。

一抹の不安はあったものの、昨年末の打ち合わせで弁護士に同席してもらったことにより、飯島社長に対して

「カピバラ邸はなんとしてでも建てないとヤバイ」

とプレッシャーを与えたに違いないと、何の根拠もない期待がありました。

なんか呆れるくらいの楽観主義者だよなぁ…、記事を書いてて自分でも思います(反省)。
妻が怒りの矛先を私にも向けてくるのも無理はないですよね・・・。


一方、現場近くの社宅には1月18日に引っ越す予定となっており、この日は最初に社宅の下見に行ってから現場を訪れようと自宅を出発。

社宅の部屋には埃が激しく溜まっていて、その汚さにションボリさせられた後、いよいよ現場に向かいます!
(社宅には後日クリーニングが入り、引っ越す時には綺麗になってました)


現場に到着。


大工さんは・・・いない

もう夕方に近い時刻だから、今日は既に帰ってしまったのだろうか。
でも作業をした形跡はないように見えるし・・・。

いやいや、大工さんは来たんだけど、今日は下見で実際の作業は明日からなのかなー。

あるいは工程表は元々大雑把な予定であり、実際の工事再開日は多少前後するということなのかも。。


嫌な現実を認めたくなく、心の中で葛藤するばかり。



・・・力なく帰宅後、オレンジポイントの飯島社長に状況を確認するべく電話するが繋がらない

あ、「現場に行く前に飯島社長に確認すれば良かったのに・・・」というツッコミはご勘弁ください。
その件で既に妻からボコボコに怒られていますので(汗)。


翌日、どちらから電話したのかは忘れたけど、飯島社長と繋がる。
さすがの私もブチキレました。
妻に言わせれば怒り方が足りないみたいですが・・・。

「前の工事に遅れが出ている関係で、まだ工事が始められておりませんで。。」

「こちらは昨日、現場まで見に行ったんですけど!」

「そ、そうですか・・・(ボソボソ)」

「そもそも再開できないなら再開できないで、なんで事前に連絡をくれないんですか!! 家を建てる気がないんじゃないんですか!!!(怒)」

「いえ、そんなことは・・・」

飯島社長は平謝りするばかり。


「で、工事はいつ再開されるんですか!」

「ええ、それについてはですね、1月○日(忘れた。社宅転居前後か?)に工務店と打ち合わせをする予定でして、そこでカピバラさまの工事について詳細なスケジュールの意識合わせをすることになっております」

「その時に本当に詳細なスケジュールが出てくるんですよね!!」

「はい」

「そういえば昨年末の打ち合わせで、修正した確約書を郵送することになっていたと思うんですけど、まだ送られてきていないんですが!」

「あ・・・、すみません。確約書につきましても、工務店との打ち合せ後にお送りいたします」

確約書のこと忘れてたんじゃないの??


オレンジポイントおよび飯島社長に対する信頼が、音を立てて崩れ始めたのでした。


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2010年3月10日

現場近くに引越しへ。

本日、現場の斜め向かいに住むKさん(土地の売主さん)から妻に電話があったそうです。
ご近所さんにも心配かけてます・・・。
工事の再開をKさんにご報告できるのはいつの日か。。。(ため息)

・・・さて。これまでの経緯の続きです。


--
来月から長男(イケメン)は幼稚園に入園します。

オレンジポイントの飯島社長には幼稚園のことも話していましたし、請負工事契約も1月末までとなっていたので、当然のことながら4月には新居での生活を開始しているとの前提の下、新居の近くの幼稚園に入園手続きを済ませていたわけです。

しかし工事ストップにより、4月までに竣工しないリスクが一気に顕在化。

自宅から現場まで電車に乗って約1時間かかります。
4月までに転居できなければ幼稚園に通えません(><)

また、年明けから工事が再開したとして、一旦工事がストップしてしまったからには、こちらとしてもこれまで以上に頻繁に現場に足を運んで進捗をチェックしないと不安で仕方がありません。

以上の理由から、妻は

「一刻も早く現場近くに引越ししたい!」

と言ってきました。


当時の妻は2人目を身ごもっていて悪阻(つわり)がひどく、肉体的・精神的に大変な状況でした。
その状況に工事ストップという悪夢が重なったわけですから、その苦痛はいかほどか・・・。

妻の怒りの矛先は、頼りにならない私にも向けられます。
実際、私がもっとしっかりしていれば、オレンジポイントの危うさに早く気付き、早め早めの対処ができたかもしれないですし。。

一方、私だって仕事をしつつ、妻からの突き上げをくらいつつ、弁護士と相談したり、飯島社長とやり取りしたり・・・。
妻も相当辛かったと思うけど、私も辛かったわけで(今も辛い状況に変わりないですが・・・)。
正直うつ病になるんじゃないか、このままどこかに消えてしまえば楽になるんじゃないか・・・結構追い詰められてました。

まぁ、こうなってしまったのも全てオレンジポイント、そして飯島社長のせい・・・。
普通に家を建ててくれさえすればこんな苦しみを味わうことなかったわけですから!
ホントに許せないですよ。。



あ、話が多少脱線というか、愚痴っぽくなってしまいました(汗)。

とにかく、妻は一刻も早く現場の近くに引越ししたいということで、調べたら偶然にも幼稚園の通園可能圏内に社宅があることが判明!!

転居に伴う費用をなるべく抑えたいので、この社宅への入居を会社にお願いしたら門前払い(><)
詳細は省きますが、会社のルール上この社宅への入居はできない、とのことでした。

しかし、ここで簡単には諦めません!
これも偶然なのですが、社宅決定等に関して決裁権を持っている方がなんと顔見知りだったのです。

「正規のルートがダメなら直談判だ!」ということで、直接この方に事情をご説明してお願いしたところ、裏で動いていただきまして・・・、特別に入居の許可が出ました。

この方には本当に感謝しています。頭が上がりません(><)


時期はちょうどクリスマス。

先日飯島社長が提示してきた確約書どおり来年早々工事が再開されれば、転居先の社宅から毎日でも現場に通い、家の完成を夢見る毎日になるハズでした・・・。


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2010年3月9日

確約書と工程表の提示。

今日は雪が降ってます。。4か月以上野ざらしになっている我が家は大丈夫だろうか・・・。
はぁー・・・。ため息が出るばかり。。

気を取り直して、これまでの経緯の続きを書きます。

--
12月下旬、弁護士立ち会いの下、オレンジポイントの飯島社長と打ち合わせ。
かねてから飯島社長にお願いしていたとおり、確約書と工程表が提示されました。

確約書の記述内容は以下のとおり。。

カピバラ様

確約書

ご契約頂き既に上棟も終了いたしました、カピバラ様邸の当初完了予定日を平成22年1月末日といたしておりましたが、先に進行中の他の工事に若干の遅れがでました関係で、貴邸の工事完了予定が平成22年3月中旬となってしまいここに心からお詫び申し上げますと共に改めて平成22年3月中旬の工事完了を謹んで確約申し上げます。

平成21年12月○○日

株式会社 オレンジポイント
代表取締役 飯島 道春


「先に進行中の他の工事に若干の遅れ」? そんなこと一言も言ってないやん!!
素直に「資金不足のため」と書かないところに、自分の非を認めたくないという飯島社長の思惑が見て取れます。。

これを見た弁護士、

「確約書には3月中旬に竣工できなかった場合の金銭的補償について記述がないので、その部分を追記してほしい。確かに飯島社長とカピバラさんが工事請負契約を結んだとき、延滞違約金の条項を削除しているということですが、それは元々造作家具等の設計に時間がかかったり、途中で設計変更があるかもしれないからという理由で削除したものでしょう。今回は飯島社長の都合で工期が遅れているわけですから、条項が削除されているからといって確約書に補償に関する記述をしないという理由にはならないのでは」

と指摘してくださいました。

そうなんです、ホントに私が馬鹿だったんですけど、弁護士がおっしゃったとおり、契約時に延滞違約金の条項を削除することに同意してしまったんですよね。。

こちらとしては、注文住宅をお願いする時点でかなり敷居の高いことをしているという感覚になっており、相手が言うことについつい従ってしまった・・・という側面があるかもしれません。

皆さんも契約される際にはよくよくお気をつけください。。


弁護士の指摘を受けた飯島社長、確約書の修正を了承。
後日修正した確約書を郵送する」と答えました。


あと具体的な打開策についても聞いてみる。

「そういえば、前回の打ち合わせで話のあった施主支給うんぬんの話ってどうなりました?」

「あ、それはもう大丈夫です」

「それは打開策なしに工事再開できる見通しが立ったということですか?」

「そういうことです」

ふーん。本当は私から新たにお金を引き出すつもりだったけど、弁護士が出てきたからその話を取り下げたんじゃないの・・・と勘ぐってしまいます。


なお、確約書と同時に提示された工程表には2010年1月10日から工事が再開されるスケジュールとなってました。


とりあえず、弁護士がいる前で確約書を出したという事実に私は少し安心しました。
これで無事に年末年始を迎えられる、そして年が明ければ工事は再開される・・・。そう思ったのでした。


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2010年3月8日

工事再開の連絡。

オレンジポイントの飯島社長との打ち合わせを12月下旬に設定。
上棟後に工事がストップして既に約2カ月が経過してました。


弁護士に相談して、打ち合わせの場への同席を依頼するとともに、飯島社長にも

「次回の打ち合わせには弁護士も同席していただきますので」

と伝え、了承してもらいました。


その数日後、飯島社長から電話があり、

「カピバラさんの工事ですが、再開の目途がつきまして、必ず3月中旬までには竣工させますので・・・。ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」

と言ってきました。

元々の請負契約の期限は1月末なんですけど・・・。
まぁ、4月の子どもの幼稚園入園に間に合うならいいかな。

「わかりました。では次回の打ち合わせで、3月中旬までに完成させる旨の確約書と、今後の工程表を『必ず』提示してください!」

とお願いしました。

実は、契約してからこれまで工程表が一度も提示されていないんですよね・・・。
こちらは何度も何度もお願いしていたのに。。

今振り返れば社長は最初から家を建てる気がなかったんじゃないか・・・そう思わざるを得ません。


そして、打ち合わせの日を迎えます。


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2010年3月7日

弁護士に相談。

12月上旬、飯島社長と会うため事務所へ。

オレンジポイントの事務所ですが、昨年9月に直線距離で100メートル程ですが引越しをしてました。

今回、移転後の事務所に初めて行ったわけですが・・・、その狭さにビックリ!
狭い中で女性社員2人が忙しそうに仕事をしてます。

家賃が払えなくなったから狭い事務所に引越ししたのだろうか。。
「資金不足」という現実に直面させられた瞬間でした。


久しぶりに飯島社長とご対面。

まず最初に資金不足に陥ったことに関して何やらしゃべっているんだけど、めちゃくちゃ声が小さくて聞き取れない。
社員に聞かれたくないんだろうな。

「こちらが支払った代金をそのまま私の家の工事に使えば、資金不足になんかならないんじゃないんですか!?」

と詰め寄るがモゴモゴ回答するばかり。

また、今後について飯島社長は

「現在打開策を検討しておりまして・・・。例えばその1つとして、施主支給に関してカピバラさんと下請け業者が直接契約を結んでいただくということも考えています。もちろんカピバラさんは追加でお金を出すことはありませんのでご安心ください」

と言ってきました。

当然のことながら、こちらはこれ以上お金を払うつもりはないし、言ってる内容も理解できなかったので、

「現在の財務状況と、打開策を講じることによる効果と見通しを具体的な数字で言ってもらわないと、こちらとしても『はい、わかりました』と言うことはできない」

と態度を保留。
飯島社長も了承し、次回の打ち合わせまでに具体的な打開策を提示するということで、打ち合わせを終了しました。


終了後、飯島社長はなんだかんだ理由をつけて、こちらからさらにお金を出させようとしているんじゃないかと不信感が募ってきました。

また、次回の打ち合わせで具体的な打開策が出てきたとして、それが妥当かどうか素人の私には判断できないかも・・・。

そう考え、弁護士に相談し、次回の打ち合わせに同席してもらうことにしました。


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やっぱり実名晒します。

先日の記事において設計事務所とその社長の実名は晒さないと書きましたが、やっぱり気が変わったというか、怒りが収まらないので公表しちゃいます!


設計事務所とは渋谷区神宮前にある株式会社オレンジポイント

あ、もはや夜逃げしちゃったので「渋谷区神宮前にあった」 と書いた方が正しいですね。
ホームページはまだ存在しているのですが。。

FORM ASH + BARN(フォルム アッシュプラスバーン)
というブランド名で展開し、数多くのインテリア雑誌等に掲載実績があります。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

インテリア好きの妻が、マイホームのイメージ作りのために雑誌を読み漁った結果、オレンジポイントが建てた家に目がとまり、そして今に至ります・・・(しょんぼり)。


「雑誌に掲載されている会社だから大丈夫だろう」

そんなことは決してありませんので、注文住宅を考えている方はお気をつけください。。


また、雲隠れした社長とは飯島 道春氏。
彼の腰の低い態度にも騙されましたよ。。

ネットで検索すると、写真も出てきます。
ナチュラル生活 > 住まいのこと » 飯島道春さん:この建築家と家を建てたい!
グローエ ウェブマガジン 住空間デザイナー 飯島道春さん

本も出版しています。
オーダーメイドリビングキッチン―キッチンもインテリア


なお、上記方針に基づき、過去の記事についても実名に変更させていただきました。


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2010年3月5日

上棟後 その2。

現場の斜め向かいに住んでいるKさんは、土地を売ってくれた方です。
引越し後はご近所さんになるということもあり、いろいろお世話になってました。

そのKさんから突然電話がかかってきたのです。

「おたくの工事、上棟式の数日後まで大工さんが作業をしていたけど、それ以来誰も来ていないみたい。大丈夫?」

私自身、この時点では業者の選定に時間がかかってるんだろう、飯島社長もいくつも案件を抱えていて忙しいんだろうと考えていましたが(←ホント馬鹿ですよね…)、ご近所さんも心配している手前、飯島社長に状況を確認することにしました。

しかし、事務所に電話しても飯島社長は不在、I島社長の携帯にかけても留守電。募る不安。
仕方ないので、以下のメールを飯島社長に送付。

オレンジポイント 飯島さま

カピバラです。いつもお世話になっております。

本日、お電話がつながらなかったのでメールにて失礼いたします。

先週末、状況を確認するため現地へ行ってきたのですが、
素人目で恐縮ですが、約1か月前の上棟式から工程が
それほど進んでないように思えました。

近所の方も、上棟式から数日間は作業をしていたようだが、
それ以降は誰も来ていないようだと言ってました。

多くの案件を担当されていて大変お忙しいとは思うのですが
進捗について連絡がないという状況は、こちらとしましても
大変不安になりますので、一度ご連絡をいただけますでしょうか。

私どもとしては、工期が多少遅れることは覚悟しております。
遅れることに対して責めるつもりはございません。
ただ、現状を把握したいのです。。

以上、よろしくお願いいたします。

今あらためてメールを見ると、”痛い”メールですよホント・・・。


メールを送った翌日かまたはその次の日だったか忘れましたが、飯島から電話がかかってきました。

「カピバラさんは決して悪くないのですが、実は私どもの資金不足が原因で工事が中断しておりまして・・・。現在打開策を検討中です」


・・・頭が真っ白になっちゃいました。
こちらは代金をきちんと支払っているのに、どういうこと??

詳細な説明を求めるため、飯島との打ち合わせの場を設定。
既に12月になってました。。


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上棟後 その1。

上棟式を行ったのは2009年の10月末。

上棟から1ヵ月弱が過ぎた頃、現場を見に行ったのですが、工事の状況は10月末からあまり変わってない様子で、木の骨組みだけでサッシはまだ入っていませんでした。


そういえば、オレンジポイントの飯島社長から工事の進捗に関して何の音沙汰もない。
飯島社長は契約当初からこまめに連絡してくる、ということはなかったんですよねぇ。。


現場の様子を見て、妻が

「工事が全然進んでないじゃない! 大丈夫なの??」

と不安がるのに対し、私は

「まぁ、次の工事業者の選定に時間がかかってるんじゃない?」

と楽観視してました。


基礎工事を始めるのも遅れたのですが、その際にオレンジポイントの飯島社長は

「業者の選定に時間がかかってしまって・・・」

と言っていたので、今回も次の段階の工事に進むのに業者選びに時間がかかってるのかなぁ程度に思っていたのです。


その数日後、現場の斜め向かいに住んでいるKさんからの突然の電話により、事態がにわかに動き出すことを、その時は想像もしていませんでした。


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設計事務所とその社長について。

ブログを開設するにあたり、設計事務所とその社長の実名を晒す方向で考えていました。

雲隠れした社長にネットを通じて社会的制裁を加えることができますし、私の憂さも少しは晴れるかなぁと(笑)。

しかし一方で、この設計事務所が建てた家に住んでいる人もいるわけです。
実名を晒すことで、そういった無関係な人たちに不利益を与えてしまいかねないと思い、泣く泣く諦めることにしました。

というわけで、以後設計事務所を「OP」、社長を「I島」と表記することにします。
まぁ、わかる人が見ればバレちゃいそうですが・・・。


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2010年3月4日

はじめに。

住宅は人生で最も高い買い物です。

結婚してから節約に励んで頭金をコツコツと貯め、妻がかねてから憧れていた設計事務所にお願いして注文住宅を建てることにしました。

4月に子どもが幼稚園に入園するのですが、その頃には念願の家も完成し、新たな環境で新たな生活が始まるハズでした。

しかし、2010年3月現在、家の工事は上棟直後にストップし、設計事務所も移転(夜逃げ)して、社長とも連絡が取れない状況に・・・。


家族の夢をぶち壊した設計事務所とのやり取りを整理するとともに、これから苦難を乗り越えて家を完成させるまでの軌跡を記録として残すため、本ブログを開設することにしました。

同じ被害にあわれている方やこれから注文住宅を建てようとする方にとって参考になれば幸いです。
二度と同じ被害者を出さないことを願いつつ。。


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